足が絡まっても、踊り続ける

映画家になるまでの記録。映画、読書、喫茶店。

エッセイ

駅前で全裸になり警察に捕まった早稲田の友人の話

ずっと書きたかった友達がいて、彼の生き方を世に広めたく思い記事を執筆しました。 タイトルからは全裸になった話が細かく書かれているようだけど、彼の悪行を広めるため、時系列順に僕と彼が初めて出会った1年後の辺りから今までを一年刻みで描いています…

ウェブメディア「Alones」を立ち上げました

今の時代って凄いんですね、こんなに簡単に無料でオウンドメディアを立ち上げることができるなんて。はてな限界界隈の一角である id:idwn (著 たとえば明日とか) が僕のしもべとして働いてくれるそうです。 色々とわからないこともたくさんあるので、いろい…

「自称クズ」大学生に、つける薬はない

「自称クズ」大学生に、つける薬はない いますぐ自分のことをクズと呼ぶのはやめよう。自分のことを世界一まじめだと思いながら、何故か他人にクズと呼ばれているくらいがちょうどいいのだ。 「自称クズ」だった僕をぶちのめした女性 僕が大学一年生だったこ…

蛍が飛び交う頃きみは

僕は蛍をみたことがない。理由は二つある。まず、単純に蛍をみる機会に巡り合わなかったこと。そして、大学生のうちに一緒に蛍をわざわざ見たいと思える人に巡り合えなかったことだ。 毎年この季節になると、早稲田大学の近くにある椿山荘というホテルが、庭…

は〇な株式会社新卒採用に応募しました

まず、は〇な株式会社について。「入社した、または退社した」というエントリーをその会社のサービスで散見されることが非常に面白いと思っていました。なんだかそれだけで素敵な会社なのかもしれないね。 ずっと念頭に合ったことだったので、自分の在り方を…

江國香織の「あとがき」が素敵すぎる三作品を紹介する

僕は江國香織の小説が好きです。 彼女は恋愛小説の女王と称されることが多々あるため、20歳そこそこの男である僕が彼女の小説が好き、と言うのはちょっとだけ恥ずかしいものがある。 だけど彼女の小説、とても良いんですよね。静かに燃え、夕日が射す様な世…

足の親指と人差し指の関係について

ベランダで煙草を吸いながら、ふと自分の素足をみた。 足の人差し指が、親指よりも長い。それは当たり前のことかもしれないけれど、他の人の足の指の長さなんて気にもかけたことがなかったので、改めてまじまじと見るとこの1センチ弱の長さが何故だか誇らし…

僕も、父親よりスーツを着てる奴らの方が偉いと思っていた。

西川美和の『永い言い訳』を観た。二度目だ。 本作は見事な二項対立を描いている。 頭は良くないが思いやりに溢れ直情的なブルーカラーの父親、そしてインテリではあるが妻のことを顧みず不倫を繰り返す向こう見ずな作家。 作中では、キーパーソンである小学…

痛みをくれる人

id:punkrockes それでも人に会い続ければ突然激しい痛みを与える人物と出会いそして自分は不感症ではないと再認識しその痛みを掘り下げると今まで気にもしていなかった細い路地を見つける。知らんけど。 何て瑞々しい横顔なのだろうと思った。長い睫毛。控え…

僕が「あなたゲイでしょ」と言われ憤った話と偏見を生む理由について

あるレストランでアルバイトをしていた時の話。 夜も更け、間もなく日付が変わりそうな時間帯に中年男性二人が来店した。そこそこフランクな人たちで、席を案内すると彼らは感謝の旨を僕に伝えた。サービス業をする上で一人の人間として扱われたことに、また…

もしも文学がこの世に無かったら

僕は今頃死んでいたかもしれない。それとも、全くつまらない別の人生を歩んでいたかもしれない。許されているという実感がないまま、いや、そもそも自分の生き方について幾何の実質的な疑問のみ抱いて、生きていたかもしれない。 元々多読というわけではなく…

何も起きないような気がする一日の始まり

トマトを念入りに洗って、小さく切って、昨日もらったドレッシングをかけて食べよう。 何も起きないような気がする一日の始まり、大抵こんな日は何か起きそうで何も起きずに終わる。タバコを買って、ベランダで一本吸おう。ただでさえ花粉症で呼吸が苦しいの…

就職活動に疑問を抱く系就活生に文句が言いたい

就職活動に疑問を抱き就活辞めました!自分の形を偽って企業という器に当てはめるのに嫌気がさしました!これからは自分らしく生きたいと思います!起業します!ブロガーになります!農家になります!世界一のなすびを作り上げてやります、探さないでくださ…

不感症

昨日デートしてきた。とてもかわいい女の子だった。年は同じで、興味を持った国には一人で飛び立ってしまうような主体性の持ち主の子だった。正直言って、一緒にいるのが憚れるくらい魅力的な女の子だった。 彼女の優しそうな笑顔に、ある種の冷たさを感じた…

桜が人を悲しませる理由

桜をみると、悲しくなる。季節を待ちわびたかのように咲き誇る桜をみると、悲しくなる。それは、この素晴らしい光景の終わりを想像してしまうからだ。 蕾から人々の期待を放つようにかわいらしい花びらを咲かせても、きっと来週には散り始める。そうでなくて…

君がいたあの夏の日に

僕に生まれて初めてできた恋人の話をしようと思う。 あれは僕が大学1年生で、鈴虫がまだ泣き始めない夏頃だった。彼女は二つ上で、サークルの先輩だった。大学生活の右も左もわからず、とにかく調子づくことが仕事でありながら人付き合いが苦手だった僕のど…

いつから日本は名詞を重ねる「強調の修辞法」を多用するようになったか

最近とても気になる言葉の使い方がある。それは「名詞を重ねて形容句を生み出す」という技法だ。これは極めて汎用性の高い技法であり、本当に伝えたい言葉が出てこない時、特に苦し紛れに使われるように思う。 (例①) A「今日の服可愛いね!」 B「え、本当…

嘘はバレる?仕事でミスを隠してしまったときの心の保ち方

先日、バイト先で大きなミスを犯した。このミスは他人に面倒をかけてしまう類のものであるが、僕はこれをもみ消した。嘘をついた。自分のミスを機械の不具合のせいにして「仕方なかったこと」と言い訳したのだ。息をつくかのように勢いで嘘をついてしまった…

「アルマーニ」の泰明小はなぜ叩かれる? 制服と名門校が顕在化させたモノ

制服代一式9万円弱と報道され、世間を賑わせた銀座・泰明小学校の「アルマーニ」導入問題。公立小学校の制服で有名ブランドを取り入れるなど、中々の混迷ぶりだと世間の目には映ったに違いない。当の私も、地元の公立小中学校で少年時代を過ごした身であるた…

子供の表彰状は親の自慢、しかし才能はその内容にある

今週のお題「表彰状」 体育館の天窓から光が射す朝の朝礼を、今でも思い出す。まだか、まだかと逸る気持ちを抑え、自分の名前が呼ばれると、全校生徒の前に控えめに立ち、校長先生から表彰状を受け取る、あの瞬間が快感だった。自分だけは他と違う特別な生徒…

冬のテラスで飲むホットワインが良い 吉祥寺にて

今年こそ、寒いうちにテラスでホットワインを飲んでおこう、という思いが胸にあった。春が来てしまう前に行こう、よし、明日こそ絶対に行こう、と決めた。低血圧だから、早起きをするために前日は気合を入れて寝た。早く起きすぎてしまった。 10時すぎごろ、…

バレンタイン? 他の年中行事は蔑ろにするのに?

どうして、バレンタインデーやハロウィンやクリスマスだけが大切にされるのだろう? どうして、日本人は自分達の文化を蔑ろにするのだろう? 今週のお題「バレンタインデー」。 以前にもこんな記事を書いた。 www.worksmovie.com 義理チョコとか義務チョコと…

【プロブロガー】そして【価値のある記事】とは何か、寝ながら本気で考えた。

自らをプロブロガーと名乗る人たちがいる。誰かにそう言われたとか、もちろん資格があるからとか与えられた肩書きがあるからというわけでもなく、恐らく彼らは自分のことをプロブロガーだと自称している。 それでは、プロブロガーとは何か。これは私がブログ…

いつもより、少しだけ丁寧に過ごすということ

今週のお題「ゲン担ぎ」 出版社の就職における筆記試験では、必ず作文が課されるそうなので、毎週このお題に答えて練習をしてみる。 『ゲン担ぎ』 重要なイベントがある前日は、なんとなく間が持たず浮足立ってしまうものである。 そんな時に「ゲンを担ぐ」…

【映画bar】八月の鯨で『ゴッドファーザー』全作品のカクテルを頼んでみた

「八月の鯨」に行ってきました。 八月の鯨は、映画好きが集う酒場で、様々な映画をモチーフにしたカクテルを扱っています。メニューはほぼ映画のタイトルで埋め尽くされています。 しかもなんとこのお店では、メニューにない映画のタイトルを冠したカクテル…

人を旅へと突き動かすもの

なぜ人は旅をするのか、友人に訊ねたことがある。どんな答えが返ってくるのかワクワクしながら返事を待ったが、彼は押し黙ってしまい、ようやく口を開いたかと思えば「理由なんてない、したいから旅をする、それだけ」と静かに答えるだけだった。 彼のそれは…

カメラを買うタイミングがわからない。

カメラを買おうと思った 大学1年生の頃、俺には年上の恋人がいた。彼女は、よく俺の手によって自分の姿を写真に収めさせたがった。いやいや携帯を取り出して撮った写真を彼女に見せると、だいたい不満そうな顔をしたものだが、十回に一回は満足そうに頷いて…

生まれ変わったら、お前になりたい。

たしかいい具合に酒もまわってきた頃、そんな風に友人に言ったことがある。俺の記憶が正しければ、彼は少し照れて「お前に言われると嬉しいよ」とかなんとか返してきた気がする。彼も大分酔っていたのだろう、思い返すと何とも恥ずかしいやりとりである。そ…

半年と少し前、お金が欲しくてブログを始めた

お久しぶりです。井出崎です。 絶賛就職活動中です。 ブログ書くの、たぶん半年ぶりくらいで、何故ぱったり書かなくなってしまったかというと、面倒くさくなってしまったからです。 そして、元々僕がブログを書き始めた理由は、有名ブロガーになってお金が欲…

無気力を吹っ飛ばせ!五月病の症状・原因と今からできる4つの対策

4月は別れと出会いの季節ですね。 5月になるとそんな少しづつ変わっていく環境にも慣れてくるころかもしれません。 ただ、そんな空気にいつまでも適応できず、春の暖かい気候とのギャップを覚え、逆に気分が落ち込んでしまう…それが五月病ですね。 特に一気…