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映画喫茶 Bande à part バンドアパート

映画家になるまでの記録。映画、読書、喫茶店。

あなたの週末に贈る名作映画 今週観た良作を紹介。その4

さて、その4です。

今週も僕が鑑賞した映画の中からいくつか紹介していきます。

是非あなたの週末に向けて良い作品を紹介できたらと思うので、参考になればとても嬉しいです。

 

木曜毎に更新している本企画ですが、今週は少しバタバタして遅れてしまいました。

という事で行ってみましょう。

 

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(c)DAVIDLEE92/TOUCHSTONE/TheKobalCollection/WireImage.com

 

works-movie.hatenablog.com

 

僕が今週観た映画

 

今週は8本鑑賞。

バーバー

 →2006年公開作品。コーエン兄弟が寡黙な男の切ない人生を全編白黒で描いたまぎれもない名作。

・神童

 →若き日の成海璃子を見ることができる。松山ケンイチとの共演で、彼女はピアノの才能を生まれ持つ神童として主演を務める。

リアリズムの宿

 →山下敦弘の初期の作品。味がある。

・25時

 →エドワード・ノートン主演。本日はこちらを紹介したい。

・セブン

 →デヴィット・フィンチャー監督作。ブラッド・ピットモーガン・フリーマンが共演のサスペンス。これも名作。

・ビフォア・サンライズ

 →申し訳ないがこの手のラブストーリーは超がつくほど苦手だ。評価は高いみたいだけど。

・アフター・スクール

 →『鍵泥棒のメソッド』の内田けんじ監督作。大泉洋佐々木蔵之介堺雅人という豪華キャスト。どんでん返し劇ですね。色々な罠にまんまとハマりました。

ブロークバック・マウンテン

 →山を愛し、そして親友に友情以上の感情を抱いてしまった二人の男の物語。切ない。

 

この中から二つ選んでみました。

今回もいい映画、選んでいます。

 

25時

 

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25時(字幕版)』です。

 

こんな人にお勧め→同じ毎日を繰り返して辟易としている人。

 

主演を務めるのは『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』『ファイトクラブ』のエドワード・ノートン

格好いいなぁやっぱり。そしてはまり役です。

 

とにかく彼がいることだけでもこの映画の魅力を語ることができるよ。

 

トーリー

 

麻薬のブローカーとして富を築いたものの、仲間の密告により投獄が決まってしまう主人公・モンティが投獄までの25時間を愛する人や親友、そして父親と過ごす様子を描く。

 

みどころ

 

 

なんて言ったらいいんだろう。とにかく、非日常。 

 

俺なら残された時間をどう過ごすかな、なんて思ったり。

 

モンティの友人を演じるのはフィリップ・シーモア・ホフマンバリー・ペッパー

3人は全然違う性格なのにそれぞれの在り方や関係をちゃんと理解しているのがやけにリアルだった。

上司を出し抜くほどの知性を持った金融家、自己の出自を恥じ、金とは無縁の道を選んだ誠実な高校教師…

そして愛する恋人の存在もまたいい。

 

人種差別や911事件などの風刺を織り交ぜながら、自身の葛藤、そして友人たちの彼の行為を見て見ぬふりをした罪悪感に苛まれる姿がとても印象深い。

モンティが鏡に向かって、恋人への疑念、信頼していた友人に対する思い、行く宛のない感情を吐き出すシーンは超見どころ。

 

久しぶりに痺れるシーンだった~

これは何度も観たくなるような映画だな。

見どころありすぎ。

描かれる友情がまた男臭くない程度に男臭くていい。

 

今年観た映画の中でもトップレベルに好きな映画でした。

 

 

『バーバー』

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(C) 2001USA FILMS,LLC.ALL RIGHTS RESERVED 

 

バーバー(字幕版)』です。

 

こんな人にお勧め→同じ毎日に疲ている人(ぜんぶこれだわ) 

 

ひとりの寡黙で孤独な男の人生とその顛末を描いた本作。

全編白黒で描かれるのもこの作品の特徴です。

なぜこの映画を選んだのかというと、週末の午後にカーテンを閉めてタバコをふかしながらゆっくりと観てほしいから。超渋い。

監督・脚本はコーエン兄弟です。

 

ゆっくりと流れる時間を肌で感じてほしい。

トーリー

 

黙々と美容師としての仕事をこなしていた主人公のエド。

嫁さんの不倫も追及せず、他人と交わることもせず、タバコをふかすことだけが日課だった。そんなある日、何を思ったのか、自分の店に立ち寄ったセールスマンの事業の誘いにのり、資金集めのため嫁さん不倫相手に金をよこせと脅迫する。

逆上した不倫相手の男がエドを襲うのだが、エドは自分を守るため男をナイフで刺して殺してしまう。

自分の代わりに嫁さんが警察に逮捕されてしまい、エドは罪悪感を覚えながらも店を担保に資金を得て、有名な弁護士に依頼を頼むのだが…

 

みどころ

主人公のエドがマジで渋い。

25時のノートンとは真逆の格好良さ。

大事なことは言わない。目で語る男。

大したことが起きるわけでもない、いや大したことが起きているのにもドラマに仕立てず、淡々と主人公のエドに焦点が置かれる。

殺人も起きるけど、サスペンスじゃない。

だからといって、退屈な映画じゃないです。僕はかなり好き。

 

スタンド・バイ・ミー』みたいな雰囲気が好きな人は、すっごくはまると思う。

白黒に描かれているところもおおきい。

色がない方がいいね。確かにこの映画は。

 

何も語らないエドの胸の内を探りながら鑑賞したけれど、結局わからないまま。

しかし周りと交わりたがらないもののどこか寂しさを感じる彼に対する既視感となつかしさ。

 

 

ということで、今回はこの二作品を選んでみました。

是非参考にしてみてください。

どっちも僕はとても好きな作品です。

 

あなたの週末が映画ですこしでも有意義になればいいと思います。