足が絡まっても、踊り続ける

映画家になるまでの記録。映画、読書、喫茶店。

愛猫が老衰で死んだ。今まで本当に本当に本当にありがとう。

実家から今死んだと連絡があった。

 

もう長くないことは知っていたので随分前から心の準備をしていた。それにもかかわらず訃報を受けた途端にひたすら悲しくて悲しくて涙が止まらずディスプレイに反射された自分の顔がぐしゃぐしゃになってどうすればいいかわからなくなって、とりあえず最後の記録としてここに記そうと思った。

 

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苦しまずに、意識もうろうとする中、静かに逝ったとのこと。

 

彼の一生は一体どんなものだったのだろう。僕に似た神経質な猫で、人にも他の猫にも寄り付かず、いつも誰もいないところを好んで寝ていて、でも必ず家族が帰ってくると玄関まで迎えに来てくれる非常に賢い猫だった。受験でしんどかったとき、いつもそばにいてくれたことを僕は知っている。本当に、本当にありがとう。おかげで入りたい大学にも入れたんだよ。亡骸の写真は、もう痩せていて、顔も歪んでいて。でも生きているときは本当に端正な顔立ちでスマートな立ち振る舞いだったんだよ。顔を近づけると猫の体臭と家の中の臭いが入り混じってすごく懐かしい匂いになって、何度も何度もかいで帰省の度にまずこの子の臭いをかいで、ああ帰ってきたんだって実感していたんだよ。今までお疲れ様。ありがとう。

 

ビデオ通話で逝った後の姿と同時に父親の顔を久しぶりに見たけど、随分老けていたことが象徴的に感じられた。ひどく寂しい気持ちになった。